読解力はすべてを制す!
リーディング(国語)教材を学習しよう!
公文が始まってもうすぐ50年を迎える日本(アメリカでは24年)では、もう15年も前から国語と数学の学習者の数がほとんど同じです。 アメリカでも、リーディングの学習者の数がぐんと増え、最終教材終了生も増えてきました。
昨年、国家の品格というベストセラーを出した、藤原正彦先生(数学者)も小学校の教育を、「1に国語、2に国語、34がなくて、5に算数」という表現で国語教育の大切さを訴えています。
読解力こそ、全ての教科に影響を与えるだけでなく、人生の成功にも深く関わっています。
読解力を伸ばす科学的な方法とは
公文の教材は自習教材です。 公文の学習の大半は教えてもらわないで自分で学習する勉強です。 ここに公文の素晴らしさがあります。 皆さんは不思議に思いませんか? いい学校に行っていい先生に習うと勉強ができるようになるはずなのに、どうして公文は自分で勉強するのが素晴らしいのだろうと。
ここでいう、公文の勉強は科学的に見るとどういうことなのでしょうか。 「科学的とは、一定の条件を揃えれば、誰がやっても同じ結果が出る」ということですね。 では、公文のリーディング教材の概要を説明しましょう。
7A~2A (1200枚) 読む力をつけ、語彙を伸ばす
約1800単語を絵と文字で視覚的に紹介し、5A~3Aの600枚で発音のルール(フォニックス)を習得させ、2Aで名詞、動詞、形容詞を習熟させ、A1以降の主語、述語の理解の準備とします。
3Aまでの1000枚はカラー教材です。 バラバラな言葉を耳から聞くだけで、言葉を習得する能力のある幼児・小学低学年生に目と耳と手を使って視覚的・触覚的に単語を学ばせると、子供たちは何倍もの速さで語彙力を伸ばしていきます。
フラッシュカードやプリントを読んで、そして書いて言葉を覚えることが、脳を刺激する最も効果的なやり方ですが、読めないときは “I say, you say, we say” と進めます。 脳を鍛えることは死ぬまで大切なことですが、0歳から6歳は最も効果が出る時期なのです。 ただ聞くということは受身的で、側頭葉を主に使います。 見て、聞いて、発音して、書く、という作業は、脳の全体の広い部分を刺激するとてもダイナミックな学習です。 頭の良い子に育てる科学的な方法はあるのです。
AⅠ~FⅡ (2400枚) 正しい文を習得させ、読解力を伸ばす
AⅠ~CⅡは主語+述語が1組の単文です。 DⅠ~FⅡは主語+述語が2組以上の複文です。公文の特長の1つは、子供たちの発育の順序に従って、文も易しいものから難しいものへと並べられています。 AⅠ、AⅡのように、各レベルⅠとⅡに分かれていますが、Ⅰの方は、文法が例題を中心に紹介されています。 文法を知ると、実に簡単に間違いを見つけることが出来ます。 時間に十分な余裕があるのなら、たくさんの文を手当たり次第に読んで、文を書けるようになるのが良いでしょうが、今の子供たちはとても忙しいので、文法によって大幅に時間を節約することも大切です。Ⅱの方では、各レベル20冊のいろんな分野の本に一部を読み、完全な文で答える練習を通して読解力を伸ばし、ⅠとⅡの組み合わせで正しい文を書けるようにします。
G~L (1200枚) 要約練習を通して、自己表現能力をつけ、
文芸作品を読んで教養を身に付ける
SATには、英語と数学のほかに、論文が加えられました。 その論文を書く力を最も効率よくつけるには、まず、いろんな分野の本を易しいものから難しいものへとたくさん読まなくてはなりません。 インプットなしに、アウトプット(自己表現)は有り得ないのです。 その上、高校や大学で先生の講義のメモを取ったり、厚い本を短時間でまとめる宿題をこなすのに、G~Iの600枚の要約練習はとても大切です。
J~Lの文芸作品はヘミングウェイからシェークスピアまで、いろんな有名な作家の作品を読み、社会人としての教養を身に付けていきます。
公文は何故、コミュニケーション能力や問題解決能力を伸ばすか
私たちは、どうしてすべての子供たちに学年を超えて公文の学習を続けてほしいのでしょうか。 英語や数学の高校教材(J以上)は、自分が今までに学んで得た力を十分に使って自分で考え抜いて解ける教材です。 これらの教材はそれぞれ深いつながりを持ち、1つが解けると次が解けるというように作られています。 ですから、子供たちが、公文の学習を通して、自然に学び方を習得できるのです。 自分から働きかけて自分の能力を高めていくことを体感することが真の幸福なのではないでしょうか。 一度「学ぶ」とは何かを知った人間は、それから後は、いくらでも、どんな分野のことでも、自ら学ぶことが出来ます。 というのは、学ぶことの本質は、知識や技術にあるのではなく、学び方のうちにあるからです。
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ウエスト・トーレンス教室
西尾誠一郎